2009年11月16日
尚 質王(しょうしつおう)
尚豊王の四男。20歳で即位。在位20年。
尚賢王に子がなかったために、尚豊王の弟・尚亮の養子になっていたの
を、兄である尚賢王の遺命で中城王子となり即位する。
この時初めて、清国より冊封使が来琉します。
また、これまで久米村人は明国の服装をしていましたが、清国風にする
のを嫌い、琉装にしてカタカシラを結ったのです。
なお、王はこれまで王の世譜(代々の系譜)がなかったので羽地朝秀に
命じ正史『中山世鑑』を編纂させます。その後、羽地朝秀は摂生に抜擢
され敏腕を振るいます。また、百姓が首里、那覇、泊、久米に転居する
ことを禁止したり、漏刻門に巨鐘を吊り、鐘を打って時を知らせることに
しました。
註:久米村の人達は明国からの帰化人でした。
(帰化=他国の人になること)
註:中山世鑑
琉球王国の代表的な歴史書。歴代国王の伝記を中心に中国との
関係をまとめた正巻と薩摩など日本との関係をまとめた俯巻がある。
尚賢王に子がなかったために、尚豊王の弟・尚亮の養子になっていたの
を、兄である尚賢王の遺命で中城王子となり即位する。
この時初めて、清国より冊封使が来琉します。
また、これまで久米村人は明国の服装をしていましたが、清国風にする
のを嫌い、琉装にしてカタカシラを結ったのです。
なお、王はこれまで王の世譜(代々の系譜)がなかったので羽地朝秀に
命じ正史『中山世鑑』を編纂させます。その後、羽地朝秀は摂生に抜擢
され敏腕を振るいます。また、百姓が首里、那覇、泊、久米に転居する
ことを禁止したり、漏刻門に巨鐘を吊り、鐘を打って時を知らせることに
しました。
註:久米村の人達は明国からの帰化人でした。
(帰化=他国の人になること)
註:中山世鑑
琉球王国の代表的な歴史書。歴代国王の伝記を中心に中国との
関係をまとめた正巻と薩摩など日本との関係をまとめた俯巻がある。
Posted by タクドラおばぁー at 19:09│Comments(0)
│琉球の歴代王様